飲食店で広く使われている ホシザキのビールサーバー(ビールディスペンサー)。
日常の使用でトラブルが起こると、ディスプレイに エラーコード(エラー番号) が表示される仕組みになっています。
この記事では、 ホシザキ ビールサーバーの主要エラーコードとその原因・対処方法 を一覧でまとめました。
店舗のトラブル対応にぜひご活用ください。
目次
■ ホシザキ ビールサーバーのエラーコード一覧
● E1:冷却異常(温度異常)
原因
- 冷却ユニットの故障
- コンデンサーの目詰まり
- 室温が高すぎる
- ガス漏れ・冷媒不足
対処法
- 背面の吸気口・フィルターの清掃
- 周囲の温度を下げる
- 改善しない場合は修理依頼(冷媒不足の可能性)
● E2:温度センサー異常
原因
- 温度センサーの断線・不良
- 基板との接触不良
対処法
- 電源リセット(改善しない場合は交換が必要)
- 基板・配線の点検は専門業者へ
● E3:コンプレッサー異常(起動エラー)
原因
- コンプレッサー故障
- 過電流
- 基板不良
対処法
- 電源リセット
- コンプレッサーの交換が必要なケース多数
- 修理依頼を推奨
● E4:かくはん(撹拌)モーターの異常
原因
- 泡立て用の撹拌モーターが停止
- モーターの固着または故障
- 配線不良
対処法
- モーターや羽根部分の清掃
- 改善しない場合はモーター交換
● E5:凍結防止センサー異常
原因
- 氷結防止センサー不良
- 配線抜け
対処法
- センサー・配線の確認
- 基板側の接触不良は専門業者へ
● E6:ヒーター(加温)異常
原因
- 泡用ラインのヒーター故障
- 温度制御エラー
対処法
- ヒーターの交換
- 基板不良の可能性もあり
● E7:ポンプ異常(送液エラー)
原因
- ビールが供給されない
- ライン内の詰まり
- ポンプの故障
対処法
- 樽切れの確認
- ライン洗浄
- ポンプ交換が必要な場合も
● E8:ドレン異常(排水異常)
原因
- ドレン詰まり
- 排水タンク満水
- ドレンホースの折れ・外れ
対処法
- 排水トレーの清掃
- ドレンホースの確認
- それでも改善しなければセンサー確認
● E9:基板異常(メインコントロール基板)
原因
- メイン基板の故障
- 電源電圧の不安定
- 落雷などによるダメージ
対処法
- 電源リセット
- ほとんどのケースで基板交換が必要
■ よくあるトラブルと簡単チェックポイント
● 冷えが弱い・ビールがぬるい
- 背面フィルターの掃除がされていない
- 室外機付きモデルは放熱不良
- 冷媒不足の可能性も
● 泡ばかり出る
- ラインが汚れている
- ガス圧が高すぎる
- ビール樽の温度が高い
● ビールが出ない
- 樽切れ
- ホースの差し込み不良
- 詰まり・ポンプ異常
■ エラーが出たときの基本的な対処ステップ
- 一度電源をOFF → 5分後にON
- 樽・ホース周り・フィルターなどの目視確認
- 改善しない場合は無理せずプロへ依頼
無理な分解は故障を悪化させ、修理費が高額になることがあります。
■ ビールサーバーの買取について
当店では、ホシザキのビールサーバー(DBF・DBK・DBCシリーズなど)の 高価買取 を行っています。
- 動作不良でも査定OK
- 店舗閉店・入れ替えに伴う大量買取にも対応
- 取り外し・引き取りも可能
ビールサーバーの処分や買い替えの際はお気軽にご相談ください。
■ まとめ
ホシザキのビールサーバーは業務用として大変優秀ですが、
毎日使う機器なだけにエラーも起こりがちです。
エラーコードを知っておくと、
トラブル時に慌てず原因を特定でき、営業への影響も最小限に抑えられます。
エラーが解消しない場合は、専門業者への相談をおすすめします。
買取のご相談もお気軽にどうぞ。



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